無菌的環境下で行った歯内療法の無髄歯の根尖病変治癒

アクアデンタルクリニックの高田です。

healing of periapicq lesionaof pulpless teeth
after endodontic treatment with controlled asepsis

の論文を読んでいます。

学んだ内容

綿密な嫌気性検査を使用して、 根管充填により歯内療法完了前の感染根管から細菌が排除されたのを明
らかにした。 治療歯の根失病変治癒は、2年から5年間にわたり予後評価された。

79病変の大部分は、完全に治癒もしくは治癒が期待できるくらい小さな病変りの大きさに縮小した。

5症例は、病変の大きさがまったく変わら ないか、もしくはわずかに減少しただけであった。

これらのの病変のうち actinonyces やarachnidといった細菌種の存在が示された。

別の1症例においては、 根失歯周組織に象牙質前片を認めた。歯
内治療中の綿密な細菌学的モニタリングにもかかわらず治癒できなかった根失病変は、いくつかの症例によ
っては、

根管外の根失歯周組織で細菌感染を 生じたことによるかもしれない。 従来の歯内療法では、 とれらの部位における細菌へのアクセスは不可能である。