電気的根管長測定器2機種を用いた作業長測定のin vivoにおける比較

アクアデンタルクリニック院長の高田です。

「in vivo comparison of workironic apex locatorsng length determination with two elect」
電気的根管長測定器2機種を用いた作業長測定のin vivoにおける比較

根管治療の論文を読みました。

学んだ内容

目的
2機種の電気的根管長測定器の精度を、
同一歯を 用いてのin vivoにおける比較を行うことを本研究の目的とした。

方法:
抜歯前に、異なる2種の電気的根管長測定器(Root ZX、および Raypex  5VDW)を用いて
20本の単根歯の作業長が測定された。

1機種目の電気的根管長測定器の使用時には、
測定器の画面が”根尖狭窄部” を示すまでファイルを進めた。

その後 、ファイルは、 取り外しや置き換えの可能な光硬化型コンボジッ ト製の鋳型に固定された。

この手順は、 同一歯において、 2機種目の電気的根管長測定器と
最初の実験とは異なるファイルを用いて、 繰り返し行われた。

その後 、それらの歯を抜歯し、そして根尖から4mmまでの根管を露出させた。
その後、光学顕微鏡下において、 もとの位置に復位させたファイルと
根尖部のデジタル写真を撮影した。

デジタル画像上にて、 各標本の最小半径と根失孔を記録した後 、
コンピュータプログラムを用いてこれらの位置からファイルの先端までのそれぞれの長さを測定した。

その後、2種の電気的根管長測定器を使用した2つの実験群の値は対応のある本検定により比較された。

結果:
根尖最狭窄部はRootZXの場合75%が、 Raypex 5の場合80%が土0. 5mmの範囲内に位 置していた。

対応のあるT検定によると、 根尖最狭窄部の決定に関して
それぞれの電気的根管長測定器間の統計学的有意差は認められなかった。

結論
作業長の決定に、電気的根管長測定器を用いることは、 信頼のおける方法である。
2種の電気的根管長測定器間の差に、統計学的有意差は認められなかった。

この英語論文からアクアデンタルクリニックで使っている ROOT ZXの信頼性は高いことが分かった。

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