マイクロースコープの増加

マイクロスコープは15年間での販売台数が約3,000台だったのが,

その後のたった5年で約4.000台が版売されたと聞く.
その背景には,CBCTとマイクロスコープを用いた

MB2や樋状根の根管治療が保険適用になったこと

歯根端切除術が保険適用になったことが原因だと考えられる。
渡り鳥が群れをなして飛んでいくときに,

先頭を飛ぶ鳥に導かれていくことを意味してい
が挙げられる。

いずれにしても,多くの歯科医師が
2017年に行われた第1回日本顕微鏡歯科学会学
にマイクロスコープの有用性が認められた証拠で
学術大会のテーマをそれにしたのも,原因だと
えよう.現在では,開業時の設備の1つとしてマイクロスコープを導人する医院も増えており,今後ますますマイクロスコープが普及することで,日本の歯科のレベルが上がっていくことは間違いないとい
ものである.
日本における現在のマイクロスコープの歯科界の方向性を日本顕微鏡歯科学会が作ってていってほしいという思いからつけた



マイクロスコープの立ち位置と,今後の方向性について考えてみたい.
はじめに
マイクロスコープの特徴
マイクロスコープをめぐる状況
マイクロスコープにはさまざまな特徴があり,
般的には,「拡大」「照明Ⅱ記録」が3大特徴とされて
いる.