歯内治療した60症例における次亜塩素酸ナトリウムと EDTAの滅菌作用

アクアデンタルクリニック院長の高田です。

歯内治療した60症例における次亜塩素酸ナトリウムと
EDTAの滅菌作用
   
根管治療の英語論文を読みました。

学んだ内容

0.5%と5%の次亜塩素酸ナトリウムで感染根管を洗浄した場合の抗菌効果が、
本研究において臨床的に評価された。
結果は、どちらの濃度の次亜塩素酸ナトリウム液においても抗菌効果には差がないことを示していた。

EDTAと5%次亜塩素酸ナトリウムの両者を使うと、次亜塩素酸ナトリウムのみ使用したときより、
さらに効果的であった。

根管形成や根管洗浄後に生き残った細菌は、根管貼薬をしない場合、急速に増殖してしまうことか、
重要な所見として挙げられた

根尖部バイオフィルムに対して根管洗浄剤を曝したときの in vivoにおける効果

アクアデンタルクリニック院長の高田です。

根尖部バイオフィルムに対して根管洗浄剤を曝したときの
in vivoにおける効果
   
根管治療の英語論文を読みました。

学んだ内容
本研究は異なる濃度の次亜塩素酸ナトリウム、2.0%クロルへキシジン(VistaDentaIProducts)、BioPure
MTAD(デンツブライ社)の洗浄効果を評価した。
根管内容物を、慢性根尖性歯周炎と診断された患者10名から採取した。

採取したサンプルを、複数菌よリなるバイオフィルムを生じさせるために根尖の片側切断面上で
培養した。
それぞれのバイオフィルムは、別々に、6.0%、3.0%および1.0%の次亜塩素酸ナトリウム、2.0%の
クロルへキシジン、1.0%の次亜塩素酸ナトリウムとBioPureMTADの併用、およひ滅菌リン酸緩衝液(PBS)に
浸漬した。

6.0%および3.0%の次亜塩素酸ナトリウムがバイオフィルムを崩壊して除去できること、1℃%の次
亜塩素酸ナトリウムとBioPureMTADの併用は、バイオフィルムを崩壊できるが細菌を排除できないこと、そ
して2.0%のクロルへキシシンはバイオフィルムを崩壊できないことか、走査型電子顕微鏡分析から示された.

生菌は、6.0%の次亜塩素酸ナトリウム、2.0%のクロルへキシジン、および1.0%の次亜塩素酸ナトリウムと
BioPureMTADの併用した根管洗浄液群に曝した試料からは、培養されなかった。

これらの結果は、6.0%の次亜塩素酸ナトリウムが細菌を不活性化し、
バイオフィルムを物理的に除去できる唯一の洗浄剤であることを示
している。

次亜塩素酸とグルコン酸クロルへキ シジンをさまざまな濃度で使用した場合の加0における抗菌効果

アクアデンタルクリニック院長の高田です。

次亜塩素酸とグルコン酸クロルへキ
シジンをさまざまな濃度で使用した場合の加0における抗菌効果
   
根管治療の英語論文を読みました。

学んだ内容
目的:本研究の目的は、加豌roにおいて、排除に関する次亜塩素酸ナトリウム(0.5%、1%、2.5%、5.25%)
およひ3つの濃度のグルコン酸クロルへキシジンの両性状(ゲルと液状)の効果を評価することであった。

方法:
24ウェル細胞培養用プレートを用いて液体希釈試験が実施され、
各洗浄液か細菌細胞を死滅するのに要する時間が記録された。

10%ヒッジ血液ブレインハートインフューション寒天培地において増殖させた24時間純粋培養か
ら単離したコロニーは、0.85%滅菌食塩液に懸濁された。

細胞懸濁液はマクファーランド濁度標準液0.5番の濁度と一致
するように分光光度的に調整された。

それそれの試験洗浄剤1mLとコントロール群(滅菌生理食塩液)は、
24ウェル細胞培養用プレート(Coming社)のウェルの底に置かれた。
6ウェルを、各設定時間別およひ各洗浄剤濃度別に使用した

細胞懸濁液2mLとそれぞれの洗浄剤を10秒間超音波混合した後、
10秒、30秒、45秒、1分、3分、5分、10分、20分、30分、1時間および2時間、
ウェルの洗浄剤上に置いた。各実験時間経過後、それぞれのウェルから1mLを取りだし、
洗浄剤の残留作用を防ぐために新たに調整した2mLのBHI十中和剤の入ったチュープに移した。

すべてのチュープは37℃で7日間培養された。
インキュべーション期間中に中程度の濁度を示したチューブを、増殖陽性か生じているチューブとした。
データはKruskaI-WaIIis検定を用い有意水準0.05で統計学的に解析した。結果.すべての洗浄剤は、
后e朝の殺菌に効果的であった。

しかし、殺菌効果が現れるまでの時間は異なっていた。
テストしたすべての濃度(0.2%、1%、2%)で液状クロルへキシジンと5.25%次亜塩素酸ナトリウムは、
もっとも効果的な洗浄剤であった。

しかし、0.2%液状クロルへキシシンと2%ゲル状クロルへキシシンが培養陰性となるのに要する時間は、
それぞれ、たった30秒と1分であった。

結論:
すべての洗浄剤は、抗菌活性を有していたが、細菌排除するために要する時間は検索し
た洗浄剤の濃度と性状に左右された。

矯正のディスキングに関する資料

アクアデンタルクリニック院長の高田です。
「 矯正のディスキングに関する資料」 を勉強しています。

大切な内容をまとめながら、ブログに残していきたいと思います。

それは食物やライフスタイルと相互に関係する当然の
プロセスであり,摩しやすい面(咬合面,隣接面)におけるより厚いエナメル質の存
在,第ニ象牙質,自然出など,疫システムをコントロールする能力に似たメカー
ズムによって代償されているのである

これらのプロセスは,咬合システムにおける摩耗にかかる力を補償するために直接的で
強制的なプロセスを確立しながら,何千という文化の中で何千年もの間共生して働いてきた

これらの現象は,それらが旧石器時代の未開人に対して同様,
現代社会においても意味をなすものである.

人類学的観察からARSを正当化することは魅力的ではあるが,そこに欠点があるこ
ともは明白である.この都合のよい単純化は,原始人にゆっくりと生じた自然摩耗に
対する歯周組織のポジテイプな反応が,ARSやc司droⅲgelの即時性に有効性を
与えるのかという問いに対する答えを回避している.

生物学的構造の積極的な利用は,より強くそしてより健全な組織をつくり出すもの
である.そして,歯,歯槽骨および歯周組織の反応が極めて鈍いことには疑間が残る

砂混じりの食物および強い咀嚼力の影響とは同じでないにしろ,隣接面エナメル質の
削除,歯のサイズの変化,接触点の拡大,そして再石灰化を容易に受け入れるエナメ
ル面の形成における最終的な結果は本質的に同じである.

論点は,ARSの効果自体が自然を模倣しているのか,
または隣接面エナメル質の機機的削除が,自然の防御プロ
セスをなくしてしまうように働いているのかということである.

このことを解決するために確固たるデータが必要である.
歯周疾患との関係 歯周疾患との関係について過去に行われた研究は,隣接面のストリッピングによる
根間組織の圧縮が,歯周疾患の原因になり得ることへの考察に集中していた
第無批判にこれらの所見を受け入れることは,もはや適当ではない.

ARSスペースを一mm閉鎖することが,歯周疾患に関して疑問視されるならば,自然
に存在する臼歯部の狭いスペースもまた,その影響が同しであるため,疑わしいもの
と判断すべきである.
つまり,歯槽骨頂および歯間軟組織が橋正的に圧縮されるから
である.減少したスペースに組織か強応することを知っているので,臨床家は病理的
変化か誘発されるかもしれない不安をもたずに,臼歯部に自然に存在するわずかな
許容できる咬頭嵌合を獲得するために,ARSによって上下歯列間の均衡をとる尼、要
がないことが臨床的に示されている.

補正的な上顎の削除を伴わずに,下顎歯列においてエナメル質は頻繁に相当量削除されるが,
通常,咬頭嵌合は良好である.
可能な説明は,許容できる咬頭嵌合は提示した特定の割合よりも,歯冠幅径総計を超過することが
明白ということである
この理由は,Boltonの上顎における歯のサイズインデックスが,
治療結果に関係ないことを見出した研究者によって間接的に立証されている既い
別の可能性は,許容できる咬頭嵌合が,不均衡な顎内の削除にも関わらす,
特定の歯の極端な近遠心的大きさと関係していることであるに
理想的には厚い隣接面のエナメル質面をもつ歯冠幅径の大きい歯を対象に行われる
ため,ストリッヒングによって過度に大きい歯を標準サイズに削除することで,叢生
の解決後に許容できる咬頭嵌合が確立される.

私は,対顎において必ずしもストリッピングの必要がないことを見出した.下顎で
6mm削除するので,上顎も6mmの削除が必要ということにはならない.
それは次のようにより慎重に行われる.

ARSで叢生を解消し,スペースを統合する.
画咬頭嵌合の質を評価する.それが許容できる場合は,現状を維持する.これが通
常の場合である.

対顎の歯列に補正的なストリッピングが必要なことが明白な場合は,それを行う.
しかし,明白になるまでは様子をみる.

一高いレヘルに症例を仕上げるためにも使用される.たとえば,臼歯部
の咬頭嵌合が良好であっても,許容できる切歯のコンタクトを達成するために上顎前
歯のリトラクションが多少必要となる場合は,上顎側切歯および大歯遠心部をARSで
削除できる.
また,切歯が切端咬合の関係にある場合は,オーバーバイトがさらに良
好になるように,下顎前歯を牽引するために下顎歯列をストリッピングする.

Ni-Ti製ロータリーファイルの根管形成と さまざまな薬物を使用した根管内細菌の減少

アクアデンタルクリニック院長の高田です。

Ni-Ti製ロータリーファイルの根管形成と
さまざまな薬物を使用した根管内細菌の減少
   
根管治療の英語論文を読みました。

学んだ内容
本研究の目的は、NiーTi製ロータリーファイルと1.25%次亜塩素酸ナトリウムによる根管洗浄を併用したとき
の、細菌減少量を評価することである。
本研究ではさらに、1週間以上の水酸化カルシウム貼薬による付加的抗菌効果についても検証した。
慢性根尖性歯周炎の工ックス線像と臨床症状を有する42歯の実験材料が集められた。
根管は、術前、根管形成中、根管形成後、そして水酸化カルシウム貼薬後にサンプリンクされ、採取し
たサンプルは37℃で7日間嫌気培養された。
各サンプルの細菌は定量され、そしてその計算と比較には対数値を用いた。
術前に採取したサンプルから感染根管であることがわかった。
次亜塩素酸ナトリウムを洗浄剤として使用すると、滅菌生理食塩水と比較して、
細菌の有意に著しい減少傾向が認められた(P<0.05)0次亜塩素酸ナトリウムを併用した根管形成後において、 61.9%の根管が無菌であった。 少なくとも1週間の水酸化カルシウム貼薬を行うと、92.5%の根管が無菌となった。 この結果は次亜塩素酸ナトリウム洗浄のみの場合と比へ、有意に減少していた(P<0.0001)。 本研究結果は、ロータリーファイルを併用した次亜塩素酸ナトリウムの根管 洗浄は、歯内療法中に根管内細菌を減少させる重要なステップであることを示している。しかしながら、この 手法では必すしも根管を無菌にできなかった。よリ予見性をもって根管内を無菌イ匕するという目標を達成する ためには、本法に水酸化カルシウム貼薬を追加処置することが、望ましいと思われる