インプラント体のフィクスチャー/アバットメント接合部

アクアデンタルクリニック院長の高田です。
「 インプラント治療指針 」 を読んで勉強しています。
ガイドラインの中の大切な内容をまとめながら、ブログに残していきたいと思います。

 

インプラント体のフィクスチャー/アバットメント接合部

(接合部の位置,形態:バットジョイント.プラットフォームスイッチ)

インプラント・アパットメント連結機構は.

エクスターナルジョイント.
インターナルジョイント.
テーパードジョイント
の3種に大別される.エクスターナルジョイントは.
回転防止機能は強くないが着脱方向の規制が少ないので.多数のインプラントを連結するような上部構造に有効である.
インターナルジョイントとテーパードジョイントは.回転防止機能があるが着脱方向の規制が強い.そのためインプラントレベルで多数のインプラントを連結す
る上部構造を製作するためには.インプラント同士の平行性が重要となる.

また.インターナルジョイントはインプラント体内部に回転防止溝が付与されているものがあアパットメントとインプラント体の嵌合接触面積が比較的大きく.側方圧による応力の集中も少なくなるためアパットメントスクリューか緩みにくいのが特徴である.

テーパードジョイントはインプラント体内部にテーパーの形状か付与されている形態である.アパットメントスクリューの締結によりくさび効果が生じて.接合部の強固な固定が得られる.アパットメントの緩みが生じにくいたけでなく.微小漏洩が少なぐ細菌感染がインプラント体の内部に及びにくい.
インプラント体とアバットメントの直径が同径で接合する状態をバットジョイントという.
インプラント体のプラットフォームの直径より若干小さい直径のアパットメントを装着する様式は.プラットフォームスイッチング.プラットフォームシフティング.ホリゾンタルセットオフ.コネクテイプカントウアなど各メーカーによって呼び方は様々である.近年.santiagoら円の発表したシステマティックレビューでは通常のプラットフォームのものと比較すると.
失敗率では統計的有意差は認めなかったものの.プラットフォームスイッチの付与した群ではインターナルー骨吸収が有意に少なかった(ー0.41mm)との報告がある.岡山県 岡山市北区 今保 久米 中山道 延友 白石 花尻 北長瀬 西バイパス近く.