次亜塩素酸とグルコン酸クロルへキ シジンをさまざまな濃度で使用した場合の加0における抗菌効果

アクアデンタルクリニック院長の高田です。

次亜塩素酸とグルコン酸クロルへキ
シジンをさまざまな濃度で使用した場合の加0における抗菌効果

根管治療の英語論文を読みました。

学んだ内容
目的:本研究の目的は、加豌roにおいて、排除に関する次亜塩素酸ナトリウム(0.5%、1%、2.5%、5.25%)
およひ3つの濃度のグルコン酸クロルへキシジンの両性状(ゲルと液状)の効果を評価することであった。

方法:
24ウェル細胞培養用プレートを用いて液体希釈試験が実施され、
各洗浄液か細菌細胞を死滅するのに要する時間が記録された。

10%ヒッジ血液ブレインハートインフューション寒天培地において増殖させた24時間純粋培養か
ら単離したコロニーは、0.85%滅菌食塩液に懸濁された。

細胞懸濁液はマクファーランド濁度標準液0.5番の濁度と一致
するように分光光度的に調整された。

それそれの試験洗浄剤1mLとコントロール群(滅菌生理食塩液)は、
24ウェル細胞培養用プレート(Coming社)のウェルの底に置かれた。
6ウェルを、各設定時間別およひ各洗浄剤濃度別に使用した

細胞懸濁液2mLとそれぞれの洗浄剤を10秒間超音波混合した後、
10秒、30秒、45秒、1分、3分、5分、10分、20分、30分、1時間および2時間、
ウェルの洗浄剤上に置いた。各実験時間経過後、それぞれのウェルから1mLを取りだし、
洗浄剤の残留作用を防ぐために新たに調整した2mLのBHI十中和剤の入ったチュープに移した。

すべてのチュープは37℃で7日間培養された。
インキュべーション期間中に中程度の濁度を示したチューブを、増殖陽性か生じているチューブとした。
データはKruskaI-WaIIis検定を用い有意水準0.05で統計学的に解析した。結果.すべての洗浄剤は、
后e朝の殺菌に効果的であった。

しかし、殺菌効果が現れるまでの時間は異なっていた。
テストしたすべての濃度(0.2%、1%、2%)で液状クロルへキシジンと5.25%次亜塩素酸ナトリウムは、
もっとも効果的な洗浄剤であった。

しかし、0.2%液状クロルへキシシンと2%ゲル状クロルへキシシンが培養陰性となるのに要する時間は、
それぞれ、たった30秒と1分であった。

結論:
すべての洗浄剤は、抗菌活性を有していたが、細菌排除するために要する時間は検索し
た洗浄剤の濃度と性状に左右された。